観光の基盤となる地域の環境や文化の保全や適正利用を進め、また、観光を活用して地域の魅力や価値の向上、地域経済の向上といったまちづくりを進めるための教育、研究に取り組んでいます。理学的・工学的な知識と技術を用いて、地域の現象解明や観光者の行動・意識の解読を行い、豊かな発想力・構想力を用いて、計画立案、観光振興の実践活動を担えるジェネラリストや専門家、教育者、研究者を育成します。また、国際的な場で活躍できる人材を育成します。
具体的には次のような人材を育成します。
- 都市・集落や自然地域の資源や環境の保全や改善、適正利用を推進できる人材地域資源や環境の新たな利用を計画、提案できる人材
- 計画実現のためのコミュニケーション力、説明力、調整力、プロセス設計力をもつ人材
- 常に現場の状況に基づいて実証的に自ら考え、論拠を持って説明できる人材
- 観光や地域に関する情報を適切に収集・編集し、発信できる人材
卒業後は、大学院に進学して専門性を高めたり、観光という学問の総合性を生かしたりして、シンクタンク、不動産、観光、広告、運輸、物流等の幅広い分野の企業や行政、NPO・NGOに進むことができます。
観光科学域博士前期課程では、「観光」という視点や行為の新しい可能性を切り開くことのできる知識や洞察力、実行力を有する人材を育成します。観光行動や観光意識の特性を解読し、これを活かして都市や自然地域の諸環境の保全や改善、適正な利用についての適切な方法や新しい考え方を提案し実行できる人材や、地域の魅力や価値の向上、地域経済の向上といったまちづくりにおける適切な方法や新しい方法を提案し実践できる人材を育成します。特に、理学的・工学的な知識と技術を用いた調査、計画立案、および実践活動で中心的役割を果たす実務的ジェネラリストや技術者、専門家など、国内外の社会や企業で役立つ人材、教育者、研究者を育成します。
卒業後は、観光という学問の専門性と総合性を生かして、研究者、コンサルタント、シンクタンク等の専門性を求められる職種や、不動産、観光、広告、運輸、物流、行政等の公務といった幅広い分野に進むことができます。
観光科学域博士後期課程では、「観光」という視点や行為の新しい可能性を切り開くための先導的役割を果たす研究や事業の企画・遂行能力、マネジメント能力を有する人材を育成します。観光行動や観光意識の特性を解読し、これを活かして都市や自然地域の諸環境の保全や改善、適正な利用についての新しい方法論を構築し実行できる人材や、地域の魅力や価値の向上、地域経済の向上といったまちづくりの新しい方法論を構築し実践できる人材を育成します。特に、理学的・工学的な知識と技術を用いた調査、計画立案、および実践活動で指導役割を果たす専門家、技術者、教育者、研究者を育成します。
- AIMSプログラム