私たちは「観光」という非常に幅広い研究対象に対して、主に理学および工学の分野の研究者が自らの分野の視点を応用しながら、しかし分野の壁を越えて包括的に議論することができる「観光科学」の確立を目指して研究しています。私たちは、主に理学および工学の分野から、様々な専門の教員スタッフが集まって研究しています。一人ひとりの分野に根ざした専門的な研究課題のほか、多様な分野の研究者が集まる本コース・学域だからこそ実現できる分野横断型の共同研究も多く行っています。
- 観光や交通に関わる政策や計画の方法論の研究
- アーバニズムとツーリズムの統合的アプローチの理論と実践
- グリーンインフラとしての緑地の保全と活用
- アクションリサーチを通した「観光まちづくり」の理論構築
- 国内外の農村観光に関する研究
- 自然環境の持続可能な利用に関する研究
- 生態系サービスの持続的な利用に向けた土地利用計画、生態系管理手法の提案
- 生物個体群の基本原理,制御技術,および教育
- 地理情報技術を用いた観光行動や観光産業の分析および観光地評価への応用
- 空間情報科学を基盤とした旅行者の行動支援と行動解析
- 人間・環境系の知見と手法を応用した、観光地の特徴と観光者の評価・欲求の関係に関する研究
- 需要変動などに対応するリスク分配の契約・メカニズムにおける最適なインセンティブ構造に関する研究
- サービス産業における有限な経営資源を活用した利益最大化問題
研究成果は、学術雑誌への論文投稿や口頭発表という形のほか、私たちが発行する研究雑誌「観光科学研究」への掲載、学生の学位論文としての発表、オープンユニバーシティやシンポジウムなどでの講演など、さまざまな形で公表しています。
学生による学位論文の題目のリストです。また、修士論文と博士論文の一部はみやこ鳥(本学の機関リポジトリ)でお読みいただけます。
本コース・学域で毎年1回発行している論文誌です。収録論文はみやこ鳥でお読みいただけます。
本コース・学域の教員による研究業績や社会貢献などの成果を取りまとめたアニュアルレポートを毎年度公開しています。進学・入学、研究室の選択、各教員との連携研究の参考としてご活用ください。